序章 神様との邂逅

6/9
前へ
/19ページ
次へ
「では、気を取り直して本題に入りましょうか。勇者召喚されてきてください」 「……………すいません、聞き取れなかったのでもう一度言ってもらえますか」 「異世界に勇者召喚、行ってらっしゃい」 グッ。 いや、『グッ。』じゃねーよ。「頑張れ」みたいな感じで親指立てるな。 というかいつの間にか蒼く光った魔方陣が出来てるし。 そもそも勇者って俺みたいなのよりもっと主人公っぽい奴のほうがいい気がするんだが。 そしてアンタはいつまで俺のマンガ読んでるんだ。 まあいい、とりあえず今聞くことは…… 「拒否権は?」 「あります」 あるんかい!?
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加