クソ野郎

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────── (どうしてこんなことになってるのかな?うん、変です。) そう、何故か倒れてる 「なんで私まで邪魔なのよっ!コイツでしよっ!なんで私までぶっ飛ばすのよ!」 「あ?」 (あら、イケメン。うふ) 「じゃなくて!私を邪魔もの扱いするなっていってるのよっ!」 「....」 (な、何も言わねえぇぇ。な、なんだこいつ...謝れえぇぇ!!) 「謝んねぇよ?」 「ほぇ?な、なんで今..」 (こやつ!心を読めるのか!はい。なわけないですよね。) 「ばか?心を読めるやつなんていねぇよ」 (...いますよ?ここに、貴方が、まさかね...) 「そう。まさかそんなことない、じゃあね、虫けら」 (こやつ!虫扱いしよった!じゃなくて....今..) 「きぃゃぁぁぁぁーーー!!!」 そう、叫んだの だってよ?心読んだ?何で?夢? って事で慌てて家に帰ったのよ そしたらさ... 「なんでいんのよっ!!!」 そう!いたのよ!あいつが!心読めるやつ!知らんが!とにかくいたのよー。何でよ。 混乱中です、はい。 「虫けら?何でいんの?」 (それはこっちのセリフだっ!と、とにかく落ち着こう...) 「俺のセリフだ、虫けらのセリフじゃねぇ」 (今、間違いなく..もうやだーー!!) よし!無視しよう! がたんっ 「あら!騒がしいと思ったら優希くん、来てたの?入って入って」 言い合っていると玄関からお母さんが出てきてこっちに来た 「どうも、お邪魔しますっ」 (は?今なんといいました?来たの?はい?お母様?何を言ってらっしゃるのか、さっぱり分かりません) 「お前がな」 「な、なぜ..」 こ、これってほら?超能力?何だっけ?ほら、すごいやつ。 「笑美、早く入りなさい、暑いでしょ」 「....」 「右オッケー、左オッケー、正面オッケー。クリアデース!」 じゃなくて、いや。間違いなく自分の家よ?なのになんで... 「笑美、どうでもいいけど、恥ずかしいからやめてくれる?」 「あ!あはは..」 (また注目浴びちゃったよ、有名人?うへへ...) じゃなくて、 「お母さん、何であいつがいるわけ???」 やっと聞きたいことをはきだす 「あ、優希くん?だって、兄弟になるんだもの」 (はい?兄弟って言いました?はい?何言ってるのか....) 「はーーー?!兄弟っ?!なんで??どうして?!」 これがあいつと私との出会い。 そう、二人は兄弟になるの (何それ、ありえないでしょ..)
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