第1話

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来るまで走り続けること約45分。 俺と祖父は千歳空港に着いた。 着いた途端、係りの人に“大杉さんですね?”と聞かれ、係りの人について行った…。 着いた場所は地下で、遺体安置所と書いてあった……。 中に入れさせられるとそこには、父母弟の3人の遺体があった…………。 既にその部屋には母側の祖父母がいた…。 父側の祖母は2年前に病気で他界していた…。 3人の遺体の顔には白い布がかかっており、その布を取ると同時に俺以外のみんなが泣き出した…。 俺は立ち尽くしたままだった……。
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