第1話

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どうして言えなかったのかな 君の事が好きなのに 怖がって 扉を閉ざしていたんだ 気づかないフリをしていた 無関心なフリをしていた 好きなんてわからないって言葉に逃げ込んで 自分を偽って 胸の痛みを苦しさを 覆い隠していたんだろう 君に逢いたい ただ逢いたくて 僕に向かって笑いかけなくても 君に逢いたい でも見つからないことに ほっとしている自分が嫌い どうしてうつむいてしまったんだろう 久しぶりに会った君が 手を振って 笑顔を見せてくれたのに 気づかないフリをしていた 見えないフリをしていた さらすのが恥ずかしいって言葉に逃げ込んで 自分を裏切って 胸の辛さが切なさが 零れ落ちたりしないように 君に逢いたい ただ逢いたくて 自分でチャンスを壊してしまったけど 君に逢いたい もう一度会えたら 次は素直に伝えてみせるから 恋なんてわからないって言葉に 逃げ込んで自分を殺して 素直な気持ちを奥深く出てこないように 押し込めて でも待っててね まだ言えないよ これまで自分につき続けていた言葉が 嘘に変わるまで 君に逢いたい 今逢いに行こう 今度こそ伝えたいことがあるんだ 君に逢いたい きっと見つけるから せめて自分を誇れるように 届かなくても伝えに行くよ
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