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「へえ~。あんたが菊理姫のね。アイツらが話しかけるわけだよ。あははっ!!」
またいきなり?!
今度は誰だよ…
またまた後ろを振り返ると、燃えるような赤い髪の少年と漆黒の髪で片目が隠れている少年が立っていた。
俺があまりにも驚いた顔をしていたせいか、笑っている赤髪少年に黒い少年は少し困った顔をして言う。
「いきなりで驚いてんじゃん…。焔、初対面で失礼だよ?」
「ん?あ、そっか!俺は香具山 焔(かぐやま ほむら)。」
「俺は一目 漣(いちもく れん)。どちらも3年だよ。」
3年?ってことは
「同い年だな!!よろしく!!」
「えっ、タメか!!まあ此処に関しては俺たちのが先輩だから何かあったら聞けよな、未殊!!」
いきなり呼び捨てかよ、とか思ったけどいい奴そうだから許したとか言ってみる(笑)。
「おう!宜しくな。焔、漣!!」
こうして俺の学校生活は始まった。
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