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――
「オハヨー!起きて?」
「ん……?」
「起きないならチューとかしちゃうヨ?なーんて……ぐふっ!!」
なんとなく危険を感じて足を振り上げたらクリーンヒットした。
片付けしてて、眠くなって、ベッドに上半身預けて休憩してたらそのまんま御休みしてたっぽい。
え、てか誰?裸パーカー?
てっきり涼峰かと思ったら目の前に知らない奴が居た。
なんか全体的に白い。
白のパーカー着て、フード被って、フードから少し見えている髪の毛も白い。ちなみにパーカーはチャック式の奴。
それから、目は透けて見えるぐらいの茶色のサングラスをかけている。
フードからサングラスから室内だぞ、こいつ。禿げろ!
年齢は凉峰と同じぐらいで20代前半から半ばといったところかな。
あと、今思った。
こいつ身長でかい。180cmちょっとありそうだ。さっきの俺の蹴りで痛みに苦しみ背中丸めてるからよく分かんないけど。
「みぞおちにはいった。うぅ……」
「……さーせん」
……俺悪くない。うん、俺悪くねぇよ。蹴っちゃったのは少し悪いかもしんないけど。いきなり居るのが悪い。
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