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「それがどーした?」
「面白いよね、これ!司くんも好きなの?」
「まぁ、わりと」
「そっかぁ、気が合うね!僕もこれよくやるんだぁ」
天使の微笑みだが手に持っているゲームソフトはゾンビ討伐しまくるグロい奴。
顔に似合わずだな……。
「こうグチャグチャっと!スカッとするよね!今度一緒にやろうよ。ねっ!良いでしょう?」
「あぁ」
なんだろう。ゲームだけど楽しそうにゾンビ殺す甘木の姿を見たくない。
「僕これ強いんだよ。司くんのこと守ったげる!」
「うん、頼むわ」
「任せてー。わぁ!!司くん、このゲームも持ってるの!」
「やるか?」
「やるっ!」
甘木とは性格真逆であわないかも知んないなとか思ってたけど、趣味はあいそうだ。むしろ真逆だからこそ楽しいのかもな……。
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