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「あっ…と僕そろそろお風呂行ってくるね」
「あぁ」
「じゃあ、また明日ね、司くん。おやすみなさい」
「おやすみ」
甘木はパタンッと扉を閉める直前にこちらを向いて手をヒラヒラとさせて、微笑んでから出て行った。
あのルックスだし、こういうところが可愛いく見えるんだろうな。
「……疲れた」
思わず声に出た。だが、良い疲労感だ。
あぁー、風呂入る前に寝落ちしそう。甘木が風呂に入ってる間は入れないし、風呂の予約を入れた時間までまだ30分ぐらいある。
ゲームでもして暇潰すか。ベッドに寄りかかりながら携帯ゲーム機のスイッチをONにする。
そのまんま寝落ちしたのは言うまでもない。
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