その1 神と僕の異世界転生

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「ブス、ブスー!!」 なんて奴だ。 さっきからブスを連発してくる。 流石に頭に血が昇り、キッと神様(自称)を睨むと、神様(自称)はキョトンとした顔でとぼけてる。 挙げ句の果てには、 「何?私の顔。そんなに綺麗かしら?」 なんて言葉を平然と! 「ブス。ブスー!!」 「わー!!何だよお前、俺に恨みでもあるのか!?」 余りのひつこさに、声をあげるものの、神様(自称)は知らんぷり、と言った顔だ。 わー、もうこの神様ムカつくわ。 と、バサバサと言う羽音と共に、木々の中からカラフルな配色の鳥が飛び出してきた。 「ケケッ。ブスー、ブスー♪」 「テメーかよコラァ!!」
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