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「取り合えず、カラフルになっとけばどうでもなると思ってるキモ鳥にブスとか言われたく無いわ!!」
明るい原色カラーで、身を染めたその鳥は、赤、青、黄色、緑、なんでもありだ。
誰が見てもキモいに決まってる!!
「だいたいお前みたいなキモ鳥にブスとか言われても全然、全ッッ然悔しくないしな!!」
そう叫ぶと、無意識に手枝を持ち、バカ鳥に向けて投げていた。
無意識だから俺は悪くない!!
本当に悔しくないしな!
しかし、その枝は、バカ鳥はおろか、鳥の止まっている木にも当たらずに、近くの茂みの中に消えていった。
狙ってなかったし!!そもそも当てる気なんか無かったし!!
「…ぷぷっ。馬鹿ね」
「馬鹿!馬鹿!」
神様(自称)とキモ鳥の相性は抜群のようだ。
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