その1 神と僕の異世界転生

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「はぁ…。ミスったわ…。超絶ミスったわ~…。まさかこんなのが迷い込んで来るなんて…。なんで?何故?私のプランは絶対なはずッ!?あぁ~軽く世界創り直したいぐらいミスったわ~…!」 空間の端で考え事に走り、大きな声で独り言を叫ぶ自称・神様は唐突にボンと手を鳴らし立ち上がる。 「まぁ良いわ!!」 唐突に向けられた人差し指に驚く俺を気にすることなく、大きく息を吸い込んだ自称・神様は大声で言った。 「貴方私と一緒に世界征服しない?…先に言っておくけど、選択権は無いわ」 「…は?。え?」 …意味が解らない。 世界制服? 神様と? うん。 良く考えても解らない。 きっと今の俺は頭がオカシイ。 それでも目の前の神様とやらは笑顔で、 「じゃ、決定ね!」 「…いや。ちょっと待って」 「…は?」
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