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「はぁ…。ミスったわ…。超絶ミスったわ~…。まさかこんなのが迷い込んで来るなんて…。なんで?何故?私のプランは絶対なはずッ!?あぁ~軽く世界創り直したいぐらいミスったわ~…!」
空間の端で考え事に走り、大きな声で独り言を叫ぶ自称・神様は唐突にボンと手を鳴らし立ち上がる。
「まぁ良いわ!!」
唐突に向けられた人差し指に驚く俺を気にすることなく、大きく息を吸い込んだ自称・神様は大声で言った。
「貴方私と一緒に世界征服しない?…先に言っておくけど、選択権は無いわ」
「…は?。え?」
…意味が解らない。
世界制服?
神様と?
うん。
良く考えても解らない。
きっと今の俺は頭がオカシイ。
それでも目の前の神様とやらは笑顔で、
「じゃ、決定ね!」
「…いや。ちょっと待って」
「…は?」
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