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……
…
「え。」
久々の空は酷く真っ青だ。
視界の先には、小さな町並みと、広がる木々。
ここが自然と共存している世界だと言うことが良く解る。
そして俺は空の上。
自称・神様が「行くわよ!」と言ったとたんに俺は空の上にいた。
下に広がる世界は小さい。
ここはだいぶ高い場所。
落ちたら…
死ぬに決まってんだろッッ!!
「うぎゃやぁああああああ!?」
俺の声は虚しく空の彼方で響いて、浮遊感と共に地面へ一直線。
自称・神様と言えば優雅に
…やっぱり俺と同じ様に落ちて行く。
あれ?
これって初っぱなから絶体絶命の危機!?
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