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「死ぬ、死ぬ、絶対死ぬ!!」
とか叫んでいる間に、地面は既に目の前だった。
頬に当たる空気が痛いほどに、そのスピードは痛い。
「やっぱりバカね。神様が此処にいるんだから死ぬわけ無いじゃない」
パチンと指を鳴らず神様(自称)は、余りにも余裕ぶっている為、逆に俺を焦らしているのだが、
しかし、やぱり神様を自称してるだけあるみたいで、俺と神様(自称)の体は、地面すれすれで重力に逆らって、一瞬だけ、何かの力によりふわりと体が宙に浮いた。
地面間近で落下速度を殺されたため、地面への着地はそれほど痛みを感じずに終わった。
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