その1 神と僕の異世界転生

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水溜まりに写る自分の顔と言えば、世紀末のブスとは言わないが、イケメンと呼ばれる顔でもなく… 当たり障りのない何処にでもありそうな顔。 例えるなら空気。人混みに紛れて仕舞えば誰も気に止めないような空気の顔だ! 酷い! 前世の自分に関する記憶は転生するさい、神様(自称)によって消されたといっても、前世の俺は今よりもインパクトのある顔だったハズだ!! 「なにいってんの?貴方前世の記憶が無いから仕方なく教えてあげるけど、これでも前世より百倍程イケメンにしてあげたのよ?確かにインパクトはあったわ。破壊力もね。もちろん別の意味でよ」
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