静かな日々

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鴉が来て数日が過ぎたある日。 「鴉さん」 美音が鴉を呼んだ。 「何でしょうか、美音様」 すぐ様美音の前に膝をつく。 美音に呼ばれるまで、姿を隠して護衛をしていた鴉。 従順な鴉の姿に、美音は困ったように笑い、 「一緒に買い物に行きましょう!!」 と言った。 「…はい?」 急な主人の申し出に、思わず目をパチクリさせる鴉であった。
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