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永久 そっ、それは、あれだ
貫 『イナズマメンバーの秘密に迫る』
律 多いね、イナズマの記事
永久 それはだな・・・
貫 こんな適当なやつの言うことが本当の分けないって
永久 ひっ、一つの時事ネタでは信じられないこともあるからな。それを考え、私の時代で流行っ
ている人気アイドルの記事も一緒にしただけだ。別に私が好きだからと言うわけではない
貫 破いてもいい？
永久 ダメ！
律 大事なものならしまって置けばいいのに
永久 しまいっぱなしはほこりをかぶるし、カビにもなる。少し日に当てようと出していたところ間
違って・・・
貫 やっぱ、あんたの？
永久 違うッ！
律 明日、資源回収の日だから捨てておいてあげるよ
永久 結構だ！全て持ち帰る！
永久、新聞を集めだす。
貫 ん？
貫、雑誌を取る
永久 それは要らないやつだ。欲しいならやる
貫 そう。つーか、何で上から目線？
永久 うるさい
律 何の新聞？
貫 ・・・今、子役やってる子が不倫だとさ
律 えぇ・・・ありえない・・・
永久、集め終わる
永久 これで私が未来から来たということは納得したかな？
律＆貫 全然
律 でも、イナズマってグループが人気なのは分かった。
貫 ついでにそのファンがここにいるってことも
永久 ・・・まあ、いいだろう。説明に移る
律 お願いします
永久 野宮律博士は二十代という若さでタイムマシンを発明した。
律 マジで？
永久 黙って聞いてくれ。
律 はい
永久 タイムマシンは世界を変えるような発明だった。過去に失われてしまった貴重な文献を集め
たり、未来に起きる大事件を先取りしてそれを防ぐこともした。が、一方で過去に行き自
分の名を広めようとしたり、未来の知識を我が物のように利用するやからが出てきた。政
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