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律 ・・・いつ、俺の親と話したの？
貫 先週、お前が加藤君と遊びに行くと言う情報を聞きつけ、俺は自宅にお邪魔したのであった
律 何しに？
貫 相談、
律 どうやったら、彼女ができるかって？
貫 俺の相談じゃなくて、律のお父さんお母さんのお悩み相談
律 何だって？
貫 お前のこと
律 ・・・
貫 お前、将来何になりたいんだ？
律 ・・・
貫 お前も薄々感づいているとは思うが、ぶっちゃけるとだなぁ。お前、国立は無理だ。
でも、普通に成績はいいから一つでもランク落とせば・・・まあ、がんばればいける。
律 がんばりか・・・
貫 おう
律 でも、俺はどうしてもあそこじゃないとダメなんだ
貫 何で？
律 えっと・・・・
貫 律がどうしても自分のレベルより上の上のところに行きたいってのは分かってる。ただ、理由が
ないじゃん。お前のお父さんお母さんも俺も、お前のこだわりの理由を知らないから納得で
きないんだ。
律 今日のはバターにこだわってみました
貫 クッキーじゃなくて。
律 ・・・
貫 お前は見かけによらず頑固だから、ご両親も俺と言う家庭教師のエキスパートを雇ったわけ
だ。
律 自画自賛
貫 何？
律 何でも・・・
貫 で、先週のご相談と言うのが、お前の将来の話の話。
律 うん
貫 で、お前ががんばっている本当の理由がわかんないから、もしかしてなんとなく大学生きたい
だけじゃない？と
律 うん
貫 で、そうしたら家庭教師とかいらなくなくない？
律 それ、誰の台詞？母さんの言葉か！？
貫 一部脚色
律 よかった
貫 で、俺に使命が与えられたわけだ。
律 何？
貫 大学に行く本当の理由を知る。
律 がんばってね
貫 で、夏休みが終わるまでにできなかったら、先生、首
律 がっ、がんばれ
貫 お前はそれでいいのか！？四月からこつこつと関係を作り上げてきた俺と別れるんだぞ！
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