第13章

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 黒沢「そ…それよりさ、神咲って、好きな奴いるのか?」  神咲「え!?」  黒沢「いや…オレはさ、もう知ってんだろ?まだ 初恋引きずってんの。」  神咲「あ…うん。」  黒沢「お前はどうなんかなぁと思って。」  神咲「オ…オレは…。」  黒沢「好きな人…いるの?」  神咲は、俯いたままコクンと頷いた。  黒沢「そっか…。どんな子?」  神咲「あ…あのさ、聞くと驚くだろうし…。それ聞いたら、多分…オレ…嫌われるから…。」  黒沢「あ?何で?」  神咲「今は…まだ言えないよ。黒沢に嫌われたくないし…。」  黒沢「?別に嫌わねーよ。 あ!!もしかして…相手が女じゃない?」  ビクっ!として黒沢の顔を見た神咲。
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