第2章

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 コンコン!    部屋をノックする音がした。  腰を上げ、ドアを開けると、黒沢がドアの前に立っていた。  「何?」  「腹、減ってねーか?下の売店で、おにぎりやサンドイッチ買い込んできたから、一緒に食わねぇ?」  「いいのか…?」  「もう2人分買っちゃったし。リビングで食うぞ。」  ニカッと笑いながら、リビングを指差す黒沢。  リビングには、すでに食事の準備がしてあり、コップや箸なども置いてあった。
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