第2章

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 「ありがとう。半分払うよ。」  「いいって。今日はオレのおごり。今度、あんた おごってくれよ。」  「…あんたは やめて欲しぃ。」  「ああ…悪い。神咲…。」  黒沢に名前で呼ばれ、コクンと頷いた。  食事をしながら、少しだけお互いの自己紹介をした。  何しろ、これから3年間同じ部屋で暮らすのだから。
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