109人が本棚に入れています
本棚に追加
神咲が、書類を提出して戻ってくると、黒沢がソファーに座り、頭を抱え込んでいた。
神咲「??黒沢?」
声を掛けると、やっと神咲が帰って来たことに気付いて、ハッと顔を上げた。
神咲「どうした?」
神咲が、心配そうな顔をして自分を見ている。
その顔を、じーっと見ると、やはり しずくの面影がある気がする。
しばらく神咲の顔を見つめていると、神咲の顔が赤くなってきた。
神咲「な、なんだよ?な、何か顔についてるのか?」
黒沢「目…鼻…口…。」
神咲「はぁ!?」
最初のコメントを投稿しよう!