第13章

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 黒沢「あ!!うわ!ゴメン!!神咲!ちょっと考え事してて…ボーっと…。」  神咲の髪を触っていた手を慌てて引っ込めて、謝ったが 神咲は真っ赤になったまま動かなくなってしまった。  黒沢「神咲?おい!大丈夫か?」  神咲「ごめ…。ちょっ…。」  急に動き出したかと思ったら、どたばたと逃げるように自分の部屋に入ってしまった。  部屋に入った神咲は、ベッドにもぐり込み、布団を頭から被った。  あーー!もうダメだ…。  黒沢に変に思われた…。  あんな間近で…じっと見られたら…心臓壊れるし…。  ヤバい…  本当…かっこいい…。
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