第4章

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式が終わったので、羽衣と教室に向かっています。 羽「いいなぁ、生徒会も風紀委員もイケメンばっか。まぶしいよ」 そういえば式の時、羽衣が全く僕に話しかけてこなかったので羽衣のほうを見たら生徒会と風紀の皆さんを見て目をキラキラさせてました。 尊敬のまなざし、ってやつですよ。 顔がいいだけだと思うのですが。 羽「そういえば、桔梗は特待生なんだね。バッジが黒いし」 「あぁ、らしいですね」 特待生はバッジが黒く、それ以外は金色らしいですよ。 「特待生なので僕はSクラスです。羽衣のクラスは?」 羽「僕もSクラスだよっ」 「よかった、同じですね。……先ほどみたいなことにならないように僕が守りますから、一人で行動はしないでくださいね?」 安心させるようにフワリと笑ってみました。 そしたら、羽衣の顔が赤くなってしまって・・・。 「あ、すみません、、、怒らせるようなこと言ってしまいましたか?」 羽「////ちち、違うよ。大丈夫。何でもないよ。大丈夫。――――ありがと、桔梗」
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