第4章

9/22

604人が本棚に入れています
本棚に追加
/122ページ
そうなんですか? 僕はなぜ呼び捨てで・・・? とりあえず、拒否してみます。 「いや、一応先生ですし……」 風「一応って何だ一応って。……とにかく、呼び捨てで、風刀、だ」 「え、ですが……っていうか、なぜそこまでこだわるんですか??」 風「俺はお前が気に入ったんだ」 いや、気に入ったって言われましても。 意味わかんないです。 ん? 呼び捨てで呼んであげたら、もっと気に入られますでしょうか。 そうしたら、成績とか上がったりしますかね? ん。よし。 「えっと、了解です。・・・風刀」ニコッ 風「っ////答えるまでの空白が気になるが・・・・・・いや、まぁ呼び捨てで呼んでもらえるようになったし、気にはしないでおこう。しっ、しかし、今の微笑みで俺の、息子が……」 雷「はぁ・・・。この俺が、まさか男に・・・」 「え?何か言いました?」 風「あ、え?いやっ。何でもないぞっ!?」 雷「そうだ、気にするな」 あか……風刀と雷羅は、前かがみで何かつぶやいていましたが全然聞こえませんでした。 あきらかに挙動不審ですけど……
/122ページ

最初のコメントを投稿しよう!

604人が本棚に入れています
本棚に追加