第4章

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そんな感じで話しているうちにSクラスの教室前に着きました。 風「おぉ、もう着いたのか。お前らは俺が呼んだら中に入ってこい」 「わかりました」 雷「ういー」 雷羅の返事は面白いですね。 風刀が中に入って行きましたが、この教室の扉は防音扉のようで、中の音が聞こえません。 ふと横を見ると雷羅の顔がこわばっています。 「緊張しているのですか?」 雷「キンチョウナンテシテナイ!」 「だいぶカタコトですが?」 雷「ダイジョブダ。」 さようでございますか。 まぁ、ほっといてあげましょう。 そうこうしているうちに、扉が少し開いて中から風刀が顔をのぞかせました。 風「二人とも入れ。……あ、言い忘れてたが桔梗、この学園のヤツらには気をつけろよ」 ?何に気をつけるんです? 言葉が足りないですよ・・・。 風刀に問いかける前に雷羅にせかされたので、とりあえず中に入りました。
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