第4章

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「失礼しまーす・・・」 雷「・・・」 ――――シーン…。 僕らが入ったとたん職員室と同じような反応になりました。 皆さんそんなに固まってしまうなんて……あぁ、雷羅イケメンさんですもんね。 と、思っていると突然・・・ 「キャーーーーー!!」 「キタァァァァァァァァァ!!!」 「カワイーーーーーーーッ!!」 「抱かせろーーーーーー!!!」 「抱いてくださいーーーー!!!」 「王道か!?王道か!?」 ……とっさに耳をふさいでしまいました。 キャーって女でもいるのですかここは? それに最後のはなんですか。意味不明です。 しかし…… 「雷羅ってモテるんですね」 雷「いや、多分ほとんどお前へのだぞ」 「あはは、冗談言わないでください」 風「はいはい、そろそろ黙りやがれお前ら」 まだ少しざわついていた教室内は風刀の一言で一斉に静かになりました。 雷「教師としての信頼ぐらいはあるのか」 「風刀は顔だけ野郎ではないのですね」 風「桔梗、真野、お前ら俺のことを何だと思っている」 「顔だけ野郎?」 雷「俺もそう思う」 風「……」 3人で少し盛り上がっていると、また教室内がざわつき始めました。 どうしたのでしょう?
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