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「まぁいいです。それより雷羅の紹介もした方がいいのでは?」
風「おぉ、そうだな。真野、名前と一言言え」
雷「だいぶ大雑把だな。担任が紹介しようという気はないのかよ」
風「んな面倒くさいことはせん」
よく今まで生きてこれましたねぇ。尊敬しますよ。
雷「えーっと、俺は桔梗と同じく特待生として入学した真野雷羅だ。よろしく」
雷羅の自己紹介が終わり、しばらく風刀の「校長のハゲが……」やら何やらの愚痴を聞いているとキレイな音のベルが鳴りました。
―――――リリーン、リリーン・・・
「風刀、これはなんのベルか覚えていますよね」
風「?なんだったけか」
………………。
それでも教師ですか??
こんな教師でSクラスは大丈夫でしょうか。
たしかこのベルが鳴るのは……
「1時間目の5分前になるベルでは?」
風「あぁ、そう…だ……な」
すべてを言い終わらないうちに、お気楽そうにしていた風刀が突然頭を抱えました。
風「あぁぁあああぁぁあぁ!!!!1時間目始まるじゃねぇか!!」
はぁ、本当に大丈夫でしょうか。このクラスは。
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