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『俺ら、合わんね』
アナタが電話で言った
それはアタシも感じてた
喧嘩したまま電話を切った
夜中にまた電話がきて
アナタは笑いながら言った
『合わんってお互い思ってるのに一年も付き合うって不思議やね』
言葉の代わりに涙が溢れた
そんなアタシの涙がとまるまで
無言で待っててくれた
そのあとは
いつも通りのアタシたち
合わないから別れるって選択肢が全てではない
お互いに
良いとこも
悪いとこも
知ってるから
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