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大きな門のそばにあるインターホンを押す。
『はい、どのような用でしょうか』
「兄に忘れ物を届けに来ました。
図書室に行きたいのですが」
『御本人は知っていますか?』
「はい」
『では、どうぞ』
門が開き始めた。
門の管理人的なのだろう人は緩すぎなのではないだろうかと思うが入れたのだから良いとする。
門をくぐり1本の道を歩く。
ここの高校には3回来ているのでそれかりの勘も使って図書室までは分からないが校舎まではたどり着けるだろう。
そう思いながら歩みを進める。
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