第1話

2/7
前へ
/48ページ
次へ
その日、木崎緋白の世界がようやく進展する。 「私の欲するままに、壊して良いのね」 「僕はそれを全部受け止めよう。そのかわり」 「ええ、受け止めてくれたのなら、私を上げましょう。好きにしてくれて構わないわ」 夜桜香月との出会いによって、ようやく停滞が終わりを告げた 0から1へ、そして2へ、世界が回り出す 「さあ、契約をしようじゃないか、僕は君に極上の悦楽をくれてやる」 「ならば私はあなたにすべてを捧げると誓いましょう。」 「実際に捧げることがあるかはあなた次第なのだけれどー」 壊す力しかないからと世界を捨てた少女たち そこに同じく壊す力を持った少年が現れて、 でも世界は変わらない。どれだけ壊そうと。 異能系日常学園ラブコメ、開演いたします
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加