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「おい、猿。場所、移動ずるぞ。」
「ういっス。」
返事をしながら俺の後ろを ついてくる。
アヒルみてぇだな、コイツ。
まぁ、禿げてんのが気に食わねぇが。別にどうでもいいか。
攻城の北裏路地に行くと服の擦れる音と、血の匂いがした。
「お、誰か喧嘩してんぞ。猿、俺らも行くか?」
横目に音が聞こえる場所を指しながら聞く。
「え!?行くんですか。危ないですよ!!。」
腰抜けだなぁ~、猿はいつまでたっても猿だな。
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