【第一話 プロット】

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 公園にて、猫の墓の前で涙する麻里。 カバンからカッターナイフを取り出し、首筋に当てて自殺しようとし ていた所にルシアとヴェルが現れ、声を掛ける。 「そんなおもちゃじゃ死ねないわよ」 ルシアは北野学園の制服を着ていて、ヴェルは用務員の格好をしてい る。  ベンチに座り、麻里はルシアに事情を説明する。 優香は些細なことで相手をイジメのターゲットにし、そのせいで何人 も自殺しているが、父である学園長が上手く揉み消している。 皆優香が怖くて逆らうことができない。 麻里は優香とすれ違った時に肩がぶつかった為、標的となってしまっ た。 下手なことをすれば、無理をして学園へと行かせてくれている両親に 迷惑が掛かってしまう……。 「私、もう死にたくて……」 「死ぬぐらいなら、決闘してみない?」
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