漢字 -琉輝-

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琉輝が8才の頃のお話。 琉輝は学校からのお便りやプリントをなかなか自分で出すことがないから……ていうか、あまり持って帰ってくることすらないから、大切なお知らせとか手元に来なくてかなり困るのです。 このときはランドセルの中に漢字プリントを見つけて出してみると…… これはもう丸つけされたもので。 なんとなく、一つ一つ漢字を見てたんだよね。 そしたら! 中央の少し右寄りにあるマス目の中に、なぜか……うん○の絵Σ( ̄▽ ̄;) なんてことを……と思っていたけれど、よく考えると、 これ、丸つけされてるってことは先生が見たんだよね? てことに気付いた。 まあ、この年の先生はほんとに適当な人で、正直ハズレだなぁとは思っていたんだけど…… これはあんまりだ! まあ、書く方も書く方なんだけど。 だけどだけどだけど! あの頃はそれを見つけて、ちゃんと叱ってほしかったなぁ……なんて思っていたなぁ。
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