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家の近くに10年位い前に建った健康ランド。
ホテルがあるのは知ってたけど中にレストランがあるなんてと思い求人情報紙に写っている写真を眺める。
本当は子ども服屋さんやおもちゃ屋さんを探したのだがことごとく不採用の通知を受けてしまっていた。
もう、何処でもいいや!と、なげやりになって面接を受けたのだが、
それが見事採用になった。
いつか保育士になる日のために体力と貯金を蓄えておこうと思い掛け持ちをしたいことを小太りの男性に伝えると(社長の息子らしい。)
「企業は掛け持ちしたいって言われるといろいろ面倒だから嫌がるよ。昼の時間、ちょうど一人辞める人がいるから調理補助して、夜はまたホールで働いてみらんや?」
早く職につきたい私は即答でその話をうけることを伝える。
するとすぐに代表取締役の志垣サンは隣に座っていた秘書みたいな女性に料理長と、ホールの係長を呼ぶようにに伝えた。
いかにも料理やってます!と言わんばかりの貫禄のある中川料理長がと、眼鏡をかけた女性がやって来る。
料理長は話してみると
トントン拍子で話が進み
昼間の人が辞めるまでは夜のみ1カ月ほど働くこととなった。
そして、勤務初日は眼鏡の女性。渡辺係長がいろいろ教えてくれることとなった。
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