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~回想~
「なかなか終らないな」
僕こと神様は自分の部屋で書類の整理をしている。この書類は人の寿命を記録しているものだから破ったり汚したりしたらその人の命も尽きてしまうから取り扱い注意なんだよね。
コンコンコン
「神様~ミカエルです」
「入ってどうぞ」
「失礼します」
彼女は僕の秘書をやってくれているミカエル。基本はサポートをするだけだけど忙しい時には身の回りの事をしてくれるとっても優しい娘なんだ。ドジなところがたまに傷だけど。
「コーヒーを淹れましたので少し休憩したらどうですか?」
「ああ、ありがとう。いただくよ」
「いえいえってキャッ!!!!」
あああああ!!!!!よりにもよって大事な書類の前でミカエルのドジな躓きが発動してしまうなんて!!!!!
たまたますみにあった一枚の書類にコーヒーが降り注いだ。
「ミカエルーーー!!!なんて事をーーーーーーー!!!!」
「す、すみませ~ん!!!!!」
「この書類の人間は……剱崎 龍護くんって人のものか!!!ミカエル!!!!!今すぐ彼の魂をここに送ってくれ!!!!!」
どうしよ~!!!!!!!!!!
~回想終了~
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