あら?ここ何処だ?

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「って事なんです……」 「あっそ、まぁ…死んじまったものはしょうがないな。今さらどうこう出来る訳じゃないもんな」 「いや、龍護くんには異世界へと転生してもらおうと思っているんだけど…」 「何で?」 「ミカエルのドジで死なせてしまった人間は他にもいてね、その人達は皆、異世界へ転生することを望んだんだよ。だから龍護くんも転生を希望するかと」 ミカエルのドジは殺人級だな。恐ろしいものだ…… 「その異世界へ転生するのは強制か?」 「強制ではないよ。転生しないのなら今までの記憶を全てリセットして生まれ変わることしかないよ?でも異世界へ転生するならばお詫びに僕から龍護くんが望む願いを叶えてあげるよ。その世界には魔法や魔物が存在するんだ」 「魔物って、物騒だな」 「そう、人間から見たら魔物は危険な存在だからね。そのまま転生なんかしてしまったら危ないから望む願いを僕が叶えてあげるんだよ」 「よし、転生しよう。だがその前にその魔法について教えてくれないか?ちゃんと知っておかないと望む願いとやらも言えないし」
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