第2話 『初恋と確執』

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「別に普通。 俺も勝手だからなぁ。お互い勝手に過ごしてるって感じで楽かな?大抵の場合、全然、干渉されないし。 そういうリンの母親はどんな人?」 「私の母はデザイナーなのよ。天野順子って知ってる?」 「知ってるよ、有名じゃん。えっ?天野順子がリンのお母さんなんだ?」 「そう、だから、その影響で私もファッション業界に進むつもりなの」 「そうなんだ、向いてそうだよ、リンはセンスがいいし」 「ありがとう」 なんて、そんな話をした。
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