第2話 『初恋と確執』

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―― ―――― ―――――― その後、 定期的にリンに連絡して、いつしか二人で頻繁に会うようになっていた。 遊園地に行ったり、食事したり。 二人で過ごすのはとても楽しかったけれど、いつもリンが支払いをしようとすることがとても嫌だった。 それでも自分の懐が暖かい時にリンを誘っていたのだけど、中学生の小遣いには限界があった。 「リン、俺アルバイトしたいな」 知り合って一年が経ち、自分は中学二年生になっていた。 いつもの様にCOCOで食事をしている時にそう言うと、リンは少し驚いたように顔を上げた。 「えっ?どうして?お父さん、お小遣いくれないの?」 「そう言うんじゃないけど……」 「アルバイトって言っても、中学生は新聞配達くらいしか出来ないでしょう?」
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