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やっぱり駄目なのかもしれない。
あんな困った顔をさせてしまった。
どうすれば、いいんだろう。
六つも年下だから、俺じゃあ駄目なのか?
もう少し大人になるまで、待てばいいのか?
それとも、俺のことは好きにはなれないのか?
もう、諦めるしかないのか?
リンの笑顔を思い出しては、胸を痛めた。
こんなに好きなのに、諦めることなんてできるんだろうか?
深い溜息をついて、空を仰いだ。
苦しい。
それでも、例え振られるとしても、もう一度ちゃんと話したいと思っていた。
しかし後日リンがなぜ困った顔を見せていたのか、その真の理由を知る事となる。
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