第2話 『初恋と確執』

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混乱した状態で誰もいない家に帰ると、玄関の前に見たこともない長い髪の女の子が立っていた。 彼女は頬を赤らめながら、恥ずかしそうに恥ずかしそうにプレゼントの箱を差し出した。 「か、菅野君、お誕生日おめでとう。学校で渡すと競争率激しそうだから」 その時初めて、今日が自分の誕生日だったことを思い出した。
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