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熊の助はとぼけて。
「あれ、墓参りに行ったんじゃないの。」
「あはは、墓参りさいんからおめさ仕事さ出ろと言ってんだよ。
いいか飯食ったら早く現場さ向かえよ。」
こうして熊の助は嫌がおで現場に向かう。
仕事は早く終わり帰り途中でコンビニに寄り自宅に電話する。
妹が電話に出る。
「今日は朝から申し訳ねえかった。」
「別に、」
「親父何か言ってか。」
「別に。」
「別に別にって沢尻エリカおめえの妹でねえのか、まあいいさ仕事終わったからすぐ帰る。」
「ええー帰る。帰って来ると煩くて邪魔だ帰って来ることねえ。」
と言って電話を切られた。
「このままじゃただで済まないぞ、パチンコさでもいんか。」
熊の助はパチンコ屋に行く。
その後、熊の助は辺りが暗くなってから帰宅した。
しかも裏口からこっそりと。
「あれあれ。」
姪の一人が熊の助見て大きな声で騒ぐ。
「あーれ一体何よ。」
他の女性たちも騒ぐ。
「いづのこまぬ帰って来たんだや。
なぬやってんだよこの泥棒猫,」
母は大声で騒ぐと,熊の助は。
「ずぶんが息子さ向かって泥棒猫って言うはなすあっか。」
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