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さらに妹は。
「みんないつまでも何やってんの早く部屋に来て。」
妹は甥や姪を連れて行く。熊の助は自分の部屋に行く布団に上にごろ寝する。
すると目の前に。
死んだはずの犬のゴンタと猫のウメコがいた。
「何だとこの野郎じいさんの墓参りもしないで、死んだら他の神様のところに行くだと。」
「そうよ、そうよ、じいさん熊の助のことあの世で今でも心配してんのよベェーだ。」
「ふんこいつ吠えが煩いと物置小屋に閉じ込めたんだからな。」
「私何もしないのに家の中にウグイスが迷い込んだだけで押し入れの中に閉じ込めたんだから。」
何やら熊の助目の前には。
「おめえは朝から晩まで吠えばかりいて親父保健所に出すと言ったんだぞ。
かわいそうに思い俺が止めてやったんだ。
恩を仇返す気か。」
「ふん相変わらす口の知らず奴だ、そーれみんなで噛みついてやれ。」
すると熊の助目の前にはそれまで飼っていた、犬猫が。
「うあーやめてくれー」
それを隣の部屋で聞いた妹たちは。
「本当にいい加減しないとただじゃ置かないよ。
それーみんなも突っ込め。」
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