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『空から女の子が降ってくる。』
それは2次元に生きる人達なら一度は憧れるだろう。
きっとその子のおかげで毎日のつまらない日常が非日常な物語に変わるから。
僕こと新島 蛍はふとそう思った。
なぜなら今はそう思わざるをえない状況だからだ。
空から女の子が降ってきたのか、否。
じゃあ男の子が降ってきたのか、否。
それじゃあ雨が降ってきたのか、否。
そんな生ぬるいものではない。
そっちの方がまだ人間的であるし、現実的であるし、幻想的であるだろう。
今、僕は……、
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