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親友の美沙から声を掛けられた
「おはよう」
あたしも答えた。
美沙は綺麗系の女の子で
明るくてちょっと天然な女の子
「今日もギリギリだね…」
「まぁね…」
あたしは苦笑いした。
「また喧嘩?楓が元気なきゃ
テンション下がるわぁ~」
「ははっ☆ごめんね(笑)
あたし元気だし~
喧嘩したけど、愛車でバリコギしたから大丈夫」
「そう?良かった」
「おはよう~楓~」
バシッ!
里香に背中を叩かれた
「いたいなぁ…」
「ははっ☆ごっめ~ん」
里香は手を合わせて誤る。
里香はギャル系で面白い子。
今年、転校してきた。
「ほら~楓の好きなトシくんだょ~」
美沙がトシ君を指差して言う。
トシ君とはあたしが好きな子だ
近々告白しようと考えてる。
「ねぇ…楓?」
「ん?何?里香。」
「楓はトシ君が好き?」
「うん!大好きだよ」
「そっかぁ……
あのね!言いたいことがあるの」
「ん?なぁだい里香ちゃん?」
キーンコーンカーンコーン
「ごめん!鐘鳴ったから
後で聞くよ☆」
「いや、やっぱいいや。」
あたしがこの時、
ちゃんと聞いてさえ入れば
里香は苦しまなくても良かったのかな…
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