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え?なんで?
あたし何した?
そう思う前に拓斗に聞いていた
「あれ?なんで、あたしここにいるの?公園に居たはずなんだけど…」
「楓ちゃんは公園に倒れてたの
あのままだと体壊すと思って
俺んちに連れてきた。」
「そうだったんだぁ…
ありがとうございます。
…って
あ∑今、何時ですか?」
「7時だけど…」
「ヤバい!帰らなきゃ!
親に怒られる!」
「ははっ☆心配しないで☆
楓ちゃんの親なら
さっき電話来て、今日は友達の家で勉強してて遅くなるって
言っといたよ。
見たところ楓ちゃんは受験生でしょ☆」
「はぁ~
ありがとうございます。」
「で?今日はなんであの公園にいたの?目も腫れてるみたいだし…
俺で良かったら聞くよ☆」
「あたしは…」
「話せないなら、いいよ☆
なんとなく予想はつくしね。」
「そうですか…」
「でも…1つだけ言ってもいいかな?」
「はい。」
「何が合ったかは聞かない。
でも、君には俺が付いてる。
昨日の今日で変に思うかも知れないけどね(苦笑)
だから一人で抱えこんじゃ駄目だよ☆」
「はぃ。ありがとう。」
「これ☆俺の連絡先☆
いつでも呼んでね。」
「ありがとう☆」
「うん☆楓ちゃんは笑った方が良いな♪」
「えっ?」
「なんでもない♪
よし!元気になったことだし!
送って行くよ☆」
「ありがとう☆」
「さっきから、ありがとうばっかだね☆」
「そうかな♪」
2人は楓の家までいろいろ話した。
その間、拓斗は泣いてる理由を聞かないでいたから、あたしは楽だった。
家につくと拓斗は言った。
「楓が辛い時や悲しい時。俺を頼って欲しい。兄貴みたいな感じでさ♪そう思ったら楓は少し楽だろ?1人じゃないって思えるし☆だから抱え込むな!お前には強い味方がいるんだからよ☆」
「ありがとう(涙)」
「じゃあな☆」
「うん。バイバイ」
あたしたちは別れた。
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