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父はこれを機に、マイホームを購入。 新しい家、新しい街、新しい環境。 まだ5歳だった私は、かなり浮かれていた。 「結衣、お隣りさんの挨拶、一緒に行く?」 「いくーー!!」 ――そこで私は、運命の出会いをしたんだ。 「おなじかおだ!!」 これが、蓮と蘭の第一印象だった。 「ふふっ、結衣ちゃん、兄の蓮と弟の蘭よ。仲良くしてね。」 「レンくんと…ランくん?」 「よろしくね、ユイちゃんっ」 「…よろしく。」 .
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