夏の思い出
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紗奈の身体がどんどん薄くなっていく。 「パパとママにお別れ言えてないから かわりに言っといてね。」 紗奈が必死に笑顔を つくっているのがわかる。 「待てよ。紗奈」 紗奈の身体はほとんど消えていた。 「ばいばい、はる君...」 「大好きだよ。」
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