夏の思い出

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「本当、さっきの球はすごかったよ。」 「そんなことないって!はる君のほうがすごいよ。勉強もスポーツも1番じゃん。」 横を見ると頬を膨らました紗奈の顔が見える。 多分紗奈は同級生の中で 1番かわいいと思う。 「まぁ、俺は男だからな....」 「私は女だからいろいろと限界あるんだよね~。同じことしてるはずなのにはる君に追いつけないし。」 「別にさ、追いつかないでいいじゃん..」 「俺が紗奈のこと一生守るからさ」 紗奈はびっくりして固まっている。頬をあかくそめて、少し身構えていた。 「紗奈、どうした?頬があかいぞ~」 俺は笑いながら紗奈をからかった。 「そ、そんなことないよ!夕日せいだよ!」 紗奈は焦って顔を隠す。 そんな女の子らしい紗奈を かわいいと思った。
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