第1話

3/5
前へ
/7ページ
次へ
朝は苦手だが仕方なく単位の為に登校する。 学校は嫌いだ。しかもめんどくさいから。 女の子は集団で行動するし悪口ばっかだし。 一人が楽だから一人でいる、そのせいか悪口を言われてる。 「だから嫌なんだよ。」 「なにが?」 「えっ?!…誰…?」 隣から声がしたのでびっくりした。 隣の席は今までなかったから。 「ひゃははははは!!」 と腹を抱えながら笑っている男の子。 びっくりした顔していたのが余程変だったのだろう… でも笑うなんて失礼な! 私が拗ねていると、笑いがおさまったのかごめんって言って自己紹介をしてきた。 「俺は一昨日転校してきたんだよ。名前は本田聖夜[ホンダセイヤ]よろしくな!」 聖夜はニコニコしている。 この人苦手だ。と一瞬で思った私でした。 とりあえず名前だけは言わなきゃ… 「本田…朝陽よろしく。」 「知ってるよ。俺と同じ本田だからなんか印象的で 笑」 「そ…そうなんだ。」 それからといい私についてきては何回も話しかけてくる。 うざい、しつこい… 「ねぇ…良い加減ついてくるのやめてくれない?しつこいんだけど。」 やばっ言い過ぎだかも… 「…やだ、寂しそうな顔してるじゃん」 は?何言ってるの? 私がサミシソウナカオシテル? 「そんなわけないじゃん。私は一人が楽なの!!だから寂しくなんかない!!!」 といい、私はトイレに駆け込んだ。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加