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○AM7:40
「ごちしょーしゃまでした!」
「ご馳走様」
「わうわう!(美味しかったー!)」
今日の僕の朝ごはんはドラゴンのお肉だったの!
なかなかの歯ごたえで美味しいの!
プリンの次に好きなの!
「お粗末様です」
ニコニコ笑いながら、まだ寝ているコス王のお兄ちゃん達のご飯を用意する愛良。
リーンはカインと歯磨きに行っちゃったし、僕はお兄ちゃん達起こすの手伝うの!
カインが作ってくれたドアの下にある僕専用の扉をくぐって、ゲーム部屋に突撃!
「わうわーう!(朝だから起きてー!)」
ちょっとだけ大きくなって、ソファでマンガをお顔の上に乗せて寝ているコス王のお兄ちゃんのお腹にダイブなの。
「ぐげぇっ!?」
「わう!(おはよー!)」
コス王のお兄ちゃんはお腹を押さえて起きたから、次はロリコンのお兄ちゃん!
ロリコンのお兄ちゃんは、魔力で動くように改造したゲームの前でコントローラーを握ったまま床で寝てるの。
駄目なの。
ちゃんと寝る時は電源を落とさないと、魔力の無駄使いなの。
「がうっ!!(えいっ!!)」
「ぎゃぁああああああ!!いきなり腕食われたぁああああ!!てか、コントローラーがぁああああああ!!」
お仕置きだもん。
ちゃんと電源切って寝ないロリコンのお兄ちゃんが悪いの。
「ふあ~……。しぃちゃん、おはよー」
あ、悲鳴でクロノスのお兄ちゃんが起きたの。
おはよーなの。
「しぃちゃん、ご飯ー?」
「わう」
「分かったー。そっちの二人は放っておいていいから、行こー」
「わふ」
お腹抑えたり、腕再生させてるお兄ちゃんたちは放っておくの。
あんまり遅いと愛良たちが遅刻しちゃうもん。
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